WORKS 施工事例

こだわりの施工事例

第1回東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー 銀メダル
東京都立川市 昭和記念公園 受賞作品
東京インターナショナルフラワー&ガーデンショー2010 ショーガーデン部門 シルバーメダル(銀賞)受賞作品

コンセプト

解説

日本人特有の美的な比喩表現である「奥ゆかしさ」を、現代風に、庭に表現する。この庭の情緒的な美徳スタイルこそ、我が国から発信する”グローバルスタンダード”だと考えています。皆様にはその奥に広がる「可能性」や「創造性」を感じていただければ幸いです。

”Feel it ”
Plan of Show Garden

作品名:「Feel it~情緒的美徳スタイル~」ショーガーデン プラン決定まで

プラン決定にあたり、クローバーガーデンでは事前にデザイナー全員にて社内コンペを開催しました。各々のデザインが1位に。プラン決定後、最終図面の作成・植栽や施工計画など全スタッフが分担し、準備作業を行っていきました。

 

基本コンセプト:「日本人の美的感覚」

もともと日本人は、個人的志向の欧米人と比べて集団的思考が強く、何より「和」を重んじる民族である。和の中では、「均質性」「協調性」「思いやり」等が美徳とされる。自己主張をせず、全体の意見が決まるまでは曖昧に表現し、自分の考えをはっきり伝えようとしない。聞き手はここで、相手が何を言いたいのか察する力が必要となってくる。いわゆる「以心伝心」これが日本人のコミュニケーションの真髄。美徳である。この日本人スタイルこそが「奥ゆかしさ」と美的に比喩される。

転じて、日本人は曖昧さ(不整列・ハッキリしないもの)に美しさを感じ、その様子から察して、美しさを見出す民族であると言える。この概念が「侘び・寂び」という、日本人特有の美的感覚を生むことになる。

・侘び…粗末な様子・簡素な様子。見た目より中身。見た目が粗末でも質的なものに美しさを見出す。
事例:利休と秀吉の「朝顔の茶会」
数千・数万の咲き誇る豪華な花の雰囲気からは感じる事ができない、その花が持つ本来の美しさを味わう「侘び」の精神の奥ゆかしさである。

・寂び…経年変化。自然界の様々な作用による産物に対して、美しさを見出す。
事例:石に苔が生える様子を、その情景の奥に何があるのかを察し、そこで何十年何百年動かない事により
石の奥から生まれ出る様子に対して、美しさを見出す。寂びの精神の奥ゆかしさである。

昨今、日本人のこういった民族性・美的感覚こそがグローバルスタンダード(世界的基準価値)になるのではと言われているがそれには欧米をはじめ、様々な民族性を受け入れ、新たな形でアウトプットする革新的な「奥ゆかしさ」が必要となってくるのではないでしょうか。

今回のガーデンショーは、日本人のこうした「奥ゆかしさ」を、革新的に庭に表現する。侘びスタイルを表現し、その奥に無限に広がる可能性・創造性を人々に想像させる(察してもらう)。簡素(侘び)な中にも様々な文化(民族性)を取り入れた経年変化の美・自然美を表現したい。

 

【メイキング】

「いったいどうやって造ったんですか?」と会場で沢山のご質問をいただきました。

“モスウォール”(コケの壁)。完成までの道のりをご紹介いたします。

 

10m×10m=100㎡の広さを誇る緑豊かなショーガーデン。この空間をぐるりと囲む「壁」の骨格はなんと木製!

幾つものパーツに分けて作り、バラバラの状態で会場の国営昭和記念公園(東京都立川市)に運んで組み立てました。青いスチロール製の下地を貼った骨格の上になんと4万本(!!)の爪楊枝を使い、黙々と手作業でコケ貼り。揃いのポロシャツで気合を入れての作業。樹木や下草の植え込みも含め、何日もかけ完成させました。

施工場所
東京都立川市 昭和記念公園
施工費
--------------
担当デザイナー
稲田 博文

RELATED 同じカテゴリーの施工事例

第10回国際バラとガーデニング賞 主催者展示作品

LIXILエクステリアコンテスト入選 自然の素材に安らぐ玄関前のリフォーム

第9回国際バラとガーデニングショウ  ガーデンコンテスト部門  大賞受賞作品(国土交通大臣賞受賞)

タカショー庭空間施工例コンテスト 住宅エクステリア部門 銅賞 シンプルなのに味わいのあるエクステリア

第11回国際バラとガーデニングショウ 優秀賞

JEXA EXTERIOR DESIGN COMPETITION 2019 金賞

タカショー 光の施工例コンテスト 入賞 ナチュラルモダンの外構エクステリア

RECOMMEND おすすめの施工事例

坪庭のあるナチュラルガーデン

家族団欒の石張りテラス

AWARDS 受賞歴