門廻りの改修工事でご依頼を頂きました。施工前は機能門柱とコニファーといった簡素なエントランスでした。「イメージを一新したい」とお客様のご要望もあり存在感のあるゲートフレームと自然石を使用。ゲートフレームでファサードに立体感が生まれました。自然石の塀は時間とともに風合いを増してくれます。道路との境界線は腰高の花壇を採用、石壁を背景に植物が良く映えて道行くにとっても心地よい景観となっています。

舗装で使用した諏訪鉄平石の石張りは職人の技術とセンスが凝縮されています。ゲートフレームに細かく入った縦格子はお庭にいる時に通りからの視線をブロックします。

ダウンライトの灯りが帰宅される家主を優しく迎えてくれます。フレームの持つ機能性が昼夜を通して発揮されます。高級感が漂う重厚なファサードが完成しました。