こんにちは、クローバーガーデン南青山の稲田です。
今回は東京都文京区でリフォームエクステリアのご紹介です。
クローバーガーデンのお客様のご相談の中で一番ニーズの多い玄関前のリフォームになります。
建物の新築時には時間がなかった。予算がなかった。相談できる環境がなかった等々。
様々な理由からご新築の引渡しは、シンプルなエクステリアになってしまう事がよくあるケースです。
その様なご相談はとても多く、引渡し当初からずっと気になっていたが時間的にも金銭的にも
リフォームする余裕が無かったために、2～3年程度そのままの状態になっているケース。
例えばタイルポーチの階段が2段、その脇に機能門柱があって、コンクリート土間の駐車場。
お庭は周囲を化粧ブロックで土留めして、芝が張ってあり目隠しの植栽が5本程度植わっている。
要するに本来外構に使う予算のほとんどを建物に回した結果、外構に使う予算が無くなったケース。
つまり、打ち合わせの最後の最後に外構どうしますか？という問いかけで初めて施主は外構を考え始めるという
まさにハウスメーカー側の都合により予算を最大限に抑えられた外構という内容。
一度作った物を多少なりとも壊すことは勿体ないと感じます。
もう少し早く、つまり建築の設計段階からお声がけ頂ければ外構工事の内容やご予算は大きく変わっていたかもしれません。
とはいえ、たとえ完成後でもご相談頂ければ全力で素敵なエクステリアをご提案させて頂きます。
今回ご相談頂きました、東京都文京区のお客様宅の玄関前のお写真です。
前面の生活道路から丸見えの玄関と転落の危険がある玄関ポーチです。
玄関ドアを開けると室内が通行人や真向いの家から丸見えというケースは驚くほど多く、ご相談が絶えません。
またこのケースの7割は手すりなども無く、小さなお子様が一人で外に出る場合、転落の恐れがあり非常に危険です。
おそらくハウスメーカー側も、この様な危険は把握しながらも予算の都合という事でそのまま引渡しを行っているのでしょう。
実際、ご相談件数からもこの様なケースが放置されたままの状態が多い事に残念な気持ちになります。
前段申し上げました通り、この様なケースを危険視するお客様は多く、お引越しをされてから間もなく
ハウスメーカではなく私達の様な外構専門店に、ご相談頂く事となります。
当たり前の話ですが
①危険性を排除した使いやすい玄関周りの設計。
②建物との調和を大事にしたデザイン。この2つは基本中の基本になります。
その後、お客様のご要望を配置していきます。
下の画像は今回の工事中の様子です。限られたスペースを有効活用する為に既存物の解体も行います。
1つ目の私からのご提案は玄関の目隠し兼転落防止の門塀です。
しっかり目隠し出来る塀を立ち上げて、同時にポーチからの落下を防ぎます。
門塀は下地がコンクリートブロックです。そこにジョリパット左官とボーダータイルをポイントに貼る予定です。
ほどんどのお客様が心配される門塀の高さは、道路から1500㎜最上段ポーチから900㎜の設計となっています。
2つ目に階段の左横には、奥様の自転車置き場を配置しました。サイクルポートの屋根を玄関上の庇の下に差し込んでいるので
玄関から自転車までのアプローチは雨の日に濡れる心配はありません。
3つ目にリフォーム前は階段だけにタイル貼りされていたので、短いアプローチではありますが、お揃いのタイルを貼ります。
ちょっとした事ですが、これがまさにリフォームエクステリアの良いところです。
何が良いところかと疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、例えば玄関ポーチだけタイル貼りが如何にも建売風。
建物と外構の設計がセパレートされた残念な雰囲気になっている事が多いのです。
そこでせっかくリフォームされるので、ちょっとした事でも拘って繋がりのある素敵なエクステリアにリフォームします。
来週で完成予定です。
完成後の様子はコチラからご覧いただけます。
最後までご覧頂きまして有難う御座います。
リフォームエクステリアのご相談ならお近くの下記クローバーガーデンまで。
是非、ご連絡お待ちしております。
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